泣いても笑っても、今シーズン最後の 試合です。
UEFAチャンピオンズリーグ、決勝。マドリーのサンティアゴ・ベルナベウにて、インテルとバイエルン・ミュンヘンが欧州王者のタイトルをかけて戦う日がやってきました。
インテルのジョゼ・モウリーニョ監督は03/04シーズンのFCポルトを率いて欧州王者に輝いており、今日勝てば2度目の欧州制覇。試合を前に、このように語っています。
ー公式ページより、ジョゼ・モウリーニョ監督へのインタビューー
Q:明日、あなたは友人であるルイス・ファン・ハール(バイエルンの監督。彼がバルセロナを指揮していた時に、モウリーニョ監督がアシスタントだった)と 再会しますね。
「彼とは3年、共に仕事をした。お互いが住んでいたアパートは、50mも離れていなかった。ファン・ハールと私の関係は特別なものであり、彼と共に仕事が できたことはこの上ない喜びだった。
ファン・ハールから教わったのは、勝利のために努力を惜しんではならないという事だ。彼は素晴らしい人物であり、彼を忘れたことは一度もない。
ファン・ハールが『ジョゼのサッカーは守備的すぎる』って?彼がそんなにインテルの試合を見ているとは、私には思えないがね。」
Q: ファイナルを前に、プレッシャーを感じているのでは?
「明日になれば感じるだろう。私は朝目覚めて、こう思うだろう。『ああ、あと数時間でファイナルが始まってしまう。』とね。そして私の鼓動は速まり、体温 も上がるだろう。
だが、会場に着いた時、バスから降りた時点でそれらは全て終わる。その時点で、プレッシャーを感じない、自然体の私に戻るのさ。選手たちもそうでなければならないんだ。」
Q: あなたの将来は、レアル・マドリーにあると専らの噂ですが・・・
「そんな事は問題のない事だよ。私は、チャンピオンズリーグの決勝に臨む者は、それ以外の雑念に左右されてはならないと既に言ってきた。このファイナルで プレーする事は、全てのサッカー選手にとって夢だ。それが終わったなら、しばしの間海や山にバカンスに行ってもいいし、呼ばれた者は南アフリカワールド カップへ向かうだろう。だが、試合前にはこの試合の事しか考えないべきだ。」
Q:あなたがインテルを指揮する、最後の試合になるのでしょうか?
「明日の試合が終わるまで、インテル最後の試合であるかどうかなどと話す事はできない。私の去就は、来週に考えるよ。多くの友人と別れるのはつらいものだが、決断を下す時もあるという事だ。2004年、ポルトを率いて欧州制覇した時も同じさ。別れはつらかったが、私はチェルシーに行くと決めた。チェルシーに行く事を考え始めたのも、決勝の翌日さ。」
Q: 明日のファイナルは、インテルにとってここ45年間で最も重要な試合です。 ジョゼ・モウリーニョにとっても、同様なのでしょうか?
「もちろん、その通りだ。チャンピオンズリーグのファイナルは、私にとっていつだって重要だよ。これはシーズンを締めくくる試合であり、世界で最も重要な タイトルの1つだからだ。最高の舞台で、誰もがこのタイトルを手に入れたいと願っている。
ファンのみんなにとっても。素晴らしい試合になるだろう。多くのインテリスタが、チャンピオンズリーグの決勝でプレーするインテルを見ていないのだからね。」
Q:パンデフはプレーできる状態なのですか?
「私達は、チームで戦うんだよ。特定の個人がプレーできるかどうかという事を、考えているわけじゃない。そして、何点入るかとか、そういった事も考えていない。もし私達が勝ったなら、それはチームの勝利だ。もし私達が負けたなら、それはチームの敗北だ。個人レベルで考える事ではないんだよ。」
Q:ここまでに起きた出来事が、審判のジャッジに影響を及ぼす事はあるのでしょうか。
「インテルは60分間を10人で戦い、ファイナルへの切符を手にした。今は、バイエルン対フィオレンティーナ、バイエルン対マンチェスター・ユナイテッド の両試合で起きた事もそれほど重要ではない。補償ルールなどサッカーには存在しないからだ。過去の試合のジャッジは、この試合に影響を及ぼすわけではな い。
明日の試合では、インテル・バイエルン・レフェリーがいずれも勝利を目指すのだ。この大舞台で、レフェリーもいい仕事をしたいと思っているはずなんだ。だから、私は彼を信頼している。ワールドカップの決勝と並ぶ、重要な試合なのだからね。」
Q:レアル・マドリーについては何かご存知なのですか?
「私は何も知らないよ。レアル・マドリーの哲学も、レアル・マドリーが進めているプロジェクトが何であるのかも知らない。私が知っているのは、マドリーの歴史だけだ。そして、今私がレアル・マドリーについて何も知らないことは、何も問題が無い。なぜなら、私は明日のファイナルをインテルの一員として戦うのだからね。私達がレアル・マドリーのトレーニングセンターでトレーニングを始めた時、彼らは快く迎えてくれた。それについてはとても感謝しているよ。」
Q:モラッティ会長は「マドリッドの舞台に立つことは幸福だ」と言っていましたが・・・
「モラッティ会長は、私にとって特別な人物だ。2年前、私をインテルに誘ってくれた事は今でも感謝している。明日、トロフィーを掲げた彼の笑顔を見たいと思っているよ。アッピアーノ・ジェンティーレに、彼の父親の写真が掲げられている。そこに、カップを持ったモラッティ会長が立ってほしい。そう私は望んでいるんだ。」
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